毎週、様々なテーマでお送りする、
Housing Column。
第 63 回
【マネープランから考える
世代別住まいづくり】
家づくりをスタートする時に気になるものは「土地」「お金」「依頼先」と言われ、その中でも「お金=資金計画」は最も気になるものです。
頭金はいくら用意したらいいのか?どのローンがいいのか?家づくりにはいくらかかるのか?など晴海デザインセンターでもご質問される方が多くいらっしゃいます。
しかし、お金は住宅資金として独立して考えるのではなく、生活全般にかかる費用と合わせて考える必要があります。そうしないと建てるお金は借りられたけれどローンの支払いができなくなり結局家を手放すことになったり、夢のマイホームを手に入れたのに生活費を切りつめて惨めな暮らしをすることにもなってしまいます。
今回のコラムでは、世代別に生活に係わる支出のお話をします。住まいの資金計画を立てる際にお役立てください。
●マネープランから考える世代別住まいづくり
個人の生活に係わる支出は、基本生活費、住居費、教育費、保険料、余暇生活費や交際費などのその他の支出、車の買い換えなどの一時的な支出に大きく分かれます。
20代
就職し、その収入を余暇生活費・交際費や自己投資など自分のために使う時期です。結婚など将来のために貯蓄をスタートし、またお金の運用、保険などお金にまつわる様々な情報を集め始めます。
30代
結婚、子供の誕生など大きなライフイベントがある時期です。住宅をはじめ、家具、車など生活関連の品々の購入が必要となります。また子供の幼稚園など学校教育費の他、習い事や塾などの費用がかかり始めます。
40代
収入が増える一方で支出が大きくなる時期です。最大の支出は教育費です。子供の塾、大学進学など教育費が家計に大きく負担をかけます。
50代
定年を前に退職金の使い道や仕事の継続など老後の生活設計を考え始める時期です。また、子供が独立し夫婦二人の生活がスタートし、「終の棲家」としての居住地やライフスタイルの総括を考え始める時期でもあります。
このようにライフステージの変化によって必要となるお金の種類や額が変化していきます。その事を考慮して、住宅取得のための頭金の準備、住宅ローンの種類や返済期間の選択など計画を立てることが大切です。また、返済の途中で必要に応じ繰り上げ返済など計画の見直しも必要です。
参考
住まいづくり資金計画
住まいづくりにかかる諸費用 その1
住まいづくりにかかる諸費用 その2
住まいづくりのプロセスを知ろう
●ライフステージの変化と住まいの変化
子供の成長・独立、夫の定年退職などライフステージによって生活が変われば、住まいもそれに合わせて変化させていくことになります。建替えだけでなく、間取りを変える、リフォームする、また長く快適に過ごすには設備や外装などのメンテナンスも必要です。家を建てる時には、将来必要となる住まいにかかる費用も考慮して資金計画を立てることが大切です。
参考
ライフステージの変化と住まいの変化
希望の暮らしを実現させるには、ご自身やご家族でどんな暮らしをしたいのかなど将来のことを話し合い、そのために必要となる資金を考え将来を見据えた計画を立てることが大切です。ご自身で考えるのが難しい場合は、生活全般を資金面で相談できるファイナンシャルプランナーや、住宅ローンの相談ができる住宅ローンアドバイザーに相談してみるのもよいでしょう。ご家族でよく話合い、専門家をうまく活用して、自分らしく納得のいく生活を送るために計画を立ててみてはいかがでしょうか。
★晴海デザインセンターでは、毎月第2、第4土曜日に
建築資金相談会
を開催しております。また10月中旬にはファイナンシャルプランナーによる「世代別住まいづくり」をテーマとしたセミナーを開催します。9月中旬には同HPにてセミナー情報を掲載しますので、どうぞご活用ください。
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