毎週、様々なテーマでお送りする、
Housing Column。
第 34 回
【明かりで楽しむ我が家のクリスマス】
イルミネーション大作戦

 都心部では、もうクリスマス一色! 様々な飾りを施したショーウィンドウやビルが増えてきました。最近では、自宅の垣根や庭木、フェンス、外壁、中には家全体に色とりどりの豆灯やサンタクロースの人形などを飾り付ける『ホーム・イルミネーション』も大流行。一部の住宅地で、その華麗さを競い合うなど、全国へ波及しています。
 今回はそんなホームイルミネーションや、晴海トリトンスクエアのクリスマスエピソードをご紹介しましょう。

●ホーム・イルミネーションの気になる電気代は?


 ホーム・イルミネーションは年々派手になり、住宅地にも関わらず見物客が集まる地域もあるほどです。見学者が多く、近所迷惑だという声が出る事もあるようですが、点灯時間など、節度をもって家族やご近所の人と楽しむことは決して悪いことではありません。
 気になる電気代ですが、3,000個の豆球を使用して、夜17時〜22時まで30日間 (クリスマスシーズン) 点灯したとすると、環境や設備によって異なりますが、その電気代だけでおよそ4,000〜5,000円ぐらいになるのが目安です。最近は消費電力が電球の約10分の1程度で、発熱も少なく樹木にも優しい、発光ダイオード (LED) が人気となっています。

●はじめてホーム・イルミネーションに挑戦する際の注意


 はじめてホーム・イルミネーションに挑戦する際は、たくさんの電球を使う場合、ご自宅の電気容量や、連結出来るタイプは何セット延長が可能かを必ず確認してください。折角飾ったのに、ブレーカーが落ちてしまったり、火災の原因にもなりかねません。また屋外の場合は、先端のプラグ部分や連結部にビニールテープ等で防水処理することも忘れずに。
 海外製のクリスマス用電球なども出回っていますが、諸外国の安全規格マークを確かめるのも、安全に楽しむためのポイントです。

●子供と楽しむシンプルなクリスマス・ライトアップ

 多くの電球を使えば華やかにはなりますが、シンプルにセンスよく楽しむことも、「我が家らしいクリスマス」を演出する方法です。そのお薦めは、出窓や庭向きの窓辺を利用した方法。
 小さなツリーや飾りに短いイルミネーションをとりつけたり、照明器具でライトアップしたり。
 たったそれだけでも、我が家がクリスマススタイルに生まれ変わります。子供達の思い出づくりにもなりますし、一緒にライトアップを工夫すれば「明かりの力」を学ぶいい機会にもなります。例えば、点灯前に、押し入れやクローゼットの中など真っ暗な場所で試してみるのも楽しい時間。最近の子供たちは、本当の暗闇を知りません。暗闇を知り、その中で光の輝きを見ることによって、明かりの「優しさ」や「大切さ」を学ぶことができ、感性を磨くこともできるでしょう。

●晴海トリトンスクエア オープン前に行われた
高さ200メートルの手作りライトアップ

 実は晴海トリトンでも、シンプルな方法を使用して、ビルにイルミネーションを施したことがあります。これは晴海トリトンを多くの人に知ってもらうために行われた完成前の手作りイベントで、高さ200メートルの巨大クリスマスツリーを高層ビルに描きました。この時、すでに超高層3棟のトリプルタワーの工事が完了していて、その窓辺に家庭用のクリスマスツリー1万本を飾ったのです。プロの照明デザイナーに構成をお願いし、あとは人海戦術で一部屋一部屋に飾りました。それぞれのビルについて3つの面を飾り、全部で9面の200メートルクリスマスツリーをつくりあげたのです。遠くからツリーを見れば、ろうそくが光っているようにも見えて、人々の目を楽しませ、その年のクリスマスを大いに盛り上げました。オフィスの人が入ってしまうと出来なくなる、ビル完成前ならではの一度きりのクリスマスツリーでした。また、使用した1万本のクリスマスツリーはチャリティとして、12月25日の朝から販売。地元の人が数多く集まり、完売しました。そして、そのお金は光を失った人々のために、「全国点字図書館」に全額寄付されました。

●2006年 晴海トリトンスクエアのイルミネーション

 そんな晴海トリトンでは、今年もクリスマスイルミネーションでお客様をお迎えします。テーマは 『海のなかのクリスマス』。運河沿いの「桜の散歩道」の300mに及ぶ街路樹や、花・緑・水のテラスの10万株の植栽に、トリトンと海の仲間たちが登場します (2006/11/26(日)〜2007/2/14(水) 17:00〜23:00)。我が家でホームイルミネーションは出来ないけど、街のイルミネーションを楽しみたいとお考えの方は、晴海トリトンの“海を結ぶシンボルのひとつ「イルカ」たちが20万個におよぶ煌く光の海を泳ぐ姿”を、恋人同士、ご夫婦、ご家族で楽しまれてはいかがでしょう?

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