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Housing Column ハウジングコラム

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第2回
「食の安全」はキッチンで守る

食をめぐる不安なニュースを耳にすることが多くなりました。神経質になりすぎてもいけませんが、少しでも安全に食べるための知恵は必要です。不安な物質はキッチンでブロックしましょう。
 命にかかわることはないとはいえ、なるべく避けたい食品添加物や農薬。活性酸素を発生させ、老化や代謝の原因ともいわれています。とはいえ、「今すぐにシャットアウトするのはムリ。なるべく添加物が少ない食品を選び、調理の下ごしらえで添加物や農薬を減らし、体に入ってしまった毒素をすみやかに排出すること」と言うのは、食品問題研究家の増尾清さん。

 中でも、ちょっとしたひと手間で、体の中に入る有害物質の量をぐんと減らすことができる下ごしらえは、ぜひ覚えておきたいもの。以下にその4つのテクをご紹介します。

食品添加物や残留農薬を取り除くキッチンテク

1不安な部分を取り除く
レタスキャベツの一番外側の葉は、最も長い間農薬を浴び、残留農薬の多い部分。この1枚を取り除けば、不安はぐっと減ります。
トマトも病害虫に弱いので農薬をかける回数が多い野菜。30秒ほど水洗いした後で皮を湯むきすれば表皮下に残留する殺虫剤も減らせます。
は脂身、は“えら”や“わた”を取り除くと、塩素系化学物質などの不安が少なくなります。
2水につける、水で洗う
不安物質は水に溶け出すものが多いため、水につけたり洗ったりすることも有効です。
漬け物は漬け汁を捨て、さらに水洗いすると添加物が減らせます。
豆腐はパックから出して水をはったボウルにつけると、凝固剤や消泡剤などが水に溶け出し、にがり臭もとれます。
いちごは塩水で洗わず、5分ほど流水につけてから5回ほど振り洗いすると、でこぼこの表面に残留した農薬も洗い流せます。
はといで浸水させたら、その水を炊く前に捨ててざるに上げ、新しい水を加えて炊くようにすると、残留農薬が減らせます。
3ゆでこぼす
ゆでたり、湯通ししたり、油抜きしたりすることによって、多くの食品添加物を減らすことができます。
ハムベーコンは、50度ぐらいの湯につけて10秒ほどかるく振ると、発色剤やリン酸塩はだいぶ減らせます。
ウインナーは表と裏に3本切り目を入れ、熱湯に1分ほど入れてゆでこぼせば、リン酸塩やソルビン酸Kなどの添加物をかなりの量取り除くことが可能に。
油揚げは熱湯をくぐらせると酸化防止剤を減らせます。
インスタントラーメンのゆで汁にも添加物が溶け出しているので、ゆで汁でスープを作らないこと。
1不安な部分を取り除く
たらこで調味料(アミノ酸等)の表示があるものは、直火の高温で発がん物質になる不安があるので、直火で焼かずに軽く火を通す程度に。
バナナは頭(軸)から1cmほどを切り落として食べて。防腐剤や防カビ剤は、軸から1cm以上先の果肉にはしみこみません。
また、パンには発がん性が心配されながら表示を免除されている臭素酸カリウムが使用されていることがありますが、心配なときはトーストすれば無害な物質に変わります。


こうした下ごしらえを子供と一緒に行うことで、キッチンは食の安全を伝える食育の場になります。 もちろん、キッチン自体を清潔に保つことも忘れずに。
取材協力/増尾清さん(食品問題研究家)月刊からだにいいこと
イラスト/高橋文子、ワタナベモトム
制作/からだにいいこと編集部
添加物の少ない食品の 選び方ポイント
加工食品を選ぶときは、パッケージの裏などにある「原材料表示」を必ずチェックして、食品添加物のなるべく少ないものを選びましょう。以下のような表示だったら食品添加物です。
◎使用目的がわかる名称
酸味料、凝固材、香料など
◎カタカナの文字のもの
カラギーナン、リン酸塩など
◎化学記号がついているもの
Na、Kなど
◎(  )があるもの
保存料(ソルビン酸K)、甘味料(甘草)など
◎「色」という文字が含まれるもの
赤色104号、カラメル色素など
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