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Housing Column ハウジングコラム

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第 15 回
住まいは健康ステーション
 晴海デザインセンターでは、今年10月、雑誌「からだにいいこと」と連携し“こころとからだにいい暮らしと住まい方”の提案を致しました。
 ここで、住まいと健康について「からだにいいこと」奥谷編集長の言葉をご紹介します。
ひと昔前は、健康とは「病気にならないこと」でした。
そして今、健康を志向することは、QOL (生活の質・人生の質) を高めることと同義になっています。
雑誌『からだにいいこと』では、「毎日の暮らしの中から健康にキレイに」を合言葉に、毎月さまざまな提案を行っていますが、衣・食・住の中でも、健康な暮らしの基本は、やはり住まい。そこで時間を過ごすだけで、癒やされたり元気になったりする住まいは、ヒーリングスポットであり、エステサロンであり、ジムであり、まさに家族の心と体の健康を支える「健康ステーション」です。
月刊「からだにいいこと」編集長 奥谷裕子

 最近では、五感への心地よい刺激がストレスを緩和し、うつや過食などを防ぐこともわかってきたようです。五感を刺激する暮らし方・住まい方が健康につながるということだと思います。では、五感を刺激する暮らし方とは・・・。

●香り

 香りが人の気分を和らげたり、高揚させることは古来から知られています。バラの香りはいらいらした気分を落ち着かせ、ジャスミンの香りは気分を晴れやかにしてくれるなど、香りの効能は様々です。この香りを利用して家族のひとときを、生き生きした時間にしてみてはいかがでしょうか。リラックスしたい時はラベンダーやカモミール、やる気を出したい時はローズマリーやベルガモットなど香りによって気分を変えることができます。また香りを替えることで同じリビングや寝室をいつもと違う空間に感じることも可能です。
ベッドカバーやクッションの色を替えるよりも、香りはもっとも簡単な部屋の模様替えかもしれません。

●明かり

 光は照らす方向によって、私たちの心理に大きな影響を与えます。例えば頭上や斜め上からの光は気持ちよく感じますが、横からや正面、真下からの光は心地よく感じられません。このように照明の位置は私たちの気分に直接働きかける効果があります。リラックスしたい時は、天井の照明を暗くして、スタンドの明かりを灯すとくつろげる雰囲気になります。反対に活動的にしたい時は、高い位置で上から下へ照らすのが効果的です。これは太陽の位置とも関係していて、昼間は上から下への光、夕方は低い位置からの光で生活していたためだと言われています。

●眠り

 眠るためには、生体リズム (体内時計) を整えることが大切です。現代人は夜型のために生体リズムが不正確になっている人が増えています。生体リズムが不正確になると寝起きや寝付きが悪くなります。この生体リズムを戻すには、朝起きた時、明るい朝日を浴びるとよいといわれています。また、眠気に関わる睡眠誘発ホルモン「メラトニン」は、日中太陽を浴びると分泌が抑制され眠気を抑え、夜になって暗くなると分泌されて眠気を誘発します。就寝前に明るい照明の中で過ごすと、メラトニンの分泌が抑制されてしまいます。眠る2時間くらい前から部屋の明かりを150ルクス以下に整えるとメラトニンが分泌され心地良く眠りにつくことができます。
 
 このように、五感を刺激して健康に暮らす工夫はたくさんあります。皆さんもちょっとした工夫で今のお住まいを健康ステーションにしてみてはいかがでしょうか?
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