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第 43 回
【晴海トリトンスクエア物語 (13)】
春の賑わいは、すぐそこまで 晴海トリトン物語、第13回目は番外編として、晴海で感じる「春ごこち」を探してみました。 春を感じる、といえば何といっても「桜」が王道。薄紅色に咲き誇る満開の桜に春の訪れを喜び、気持ちまで華やかになる季節の美しい風物詩ですね。そこで今回は、私たちを魅了してやまないこの桜をテーマに、“知る「春」”“見る「春」”“楽しむ「春」”と題して、春がいつもよりちょっと楽しくなる“桜情報”をご紹介したいと思います。 |
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●知る「春」:桜豆知識 皆さんは桜という花木のことをどのくらいご存知でしょうか?私たちの暮らしにすっかりとけ込んだ花だからこそ、知らないことも意外と多いものなのでは。ということで、今回のコラムはまず“桜を知る”ことからスタートしたいと思います。 桜は日本で最も有名な花と言われています。風流事を称して「花鳥風月」と言いますが、ここに出てくる「花」とは桜のこと。日本の古典では「花」と言えば桜を指していました。日本最古の史書である「古事記」「日本書紀」、日本最古の歌集「万葉集」にも桜に関する記述があるほどで、日本では古来より人々に最も愛され、親しまれてきた花なのです。 一般的には国花の一つとして捉えられていて、明治以降の軍隊や学校では、制帽や階級章に桜を象った紋章が用いられていました。今でも警察や自衛隊などの紋章に使用されているので、見覚えのある方も多いと思います。そして、なんといっても一番身近な桜はというと百円硬貨ではないでしょうか。暮らしの中で、私たちは毎日のように桜に触れているんですね。 ここでちょっと豆知識です。桜の名の由来は、一説に「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたものとされ、元来は花の密生する植物全体を指したと言われています。また他説として、春に里にやってくる稲 (サ) の神が憑依する座 (クラ) だから、サクラであるとも考えられているそうですよ。 ●見る「春」:桜最前線 今年もそろそろ桜の開花が待ち遠しい季節です。そこで気になるのが桜の開花予想。この開花予想は気象庁が発表しているもので、気象台構内にあるソメイヨシノの標本木を観測したものです。開花が宣言されるのは1本の木に花が5~6輪咲いた状態で、満開はそれから1週間後くらいが目安とされているので、皆さんもお花見プランの参考にしてみてはいかがでしょうか。 ところで、日本の桜にはどのくらい種類があるかご存知ですか? 桜は野生品種、園芸品種を含め、ヒカンサクラ郡 (17種)、エドヒガン郡 (51種)、ヤマザクラ郡 (63種)、サトザクラ郡 (123種)、マメザクラ郡 (25種)、チョウジザクラ郡 (9種)、シナミザクラ郡 (5種)、ミヤマザクラ郡 (2種) と7つの郡集に分けられ、なんと295品種もあるというから驚きですよね。私たちが身近に楽しんでいる、ソメイヨシノやシダレザクラは、どちらもエドヒガン群の園芸品種に属しています。 ちなみに、記録的な暖冬となった今年は全国的に開花が早まりそうとのこと。都心の開花は3月20日ごろと予想されているので、もう間もなくです。「桜前線」なんていう言葉を聞くだけで、なんだかワクワクしてくるのですから、日本人はつくづく桜の花に心を奪われているのでしょう。 “見る桜”と言えば、色や模様でその春らしいやわらかな雰囲気を楽しむのも一興です。淡いピンクの桜色や小花が愛らしい桜模様、桜湯に浮かぶ小さな花びらなどは、見ているだけで思わず“春ごこち”になりますよね。
●開花情報はココでもチェックできるので、春気分を盛り上げてみては。
http://weathernews.jp/sakura/ ●楽しむ「春」:咲くも散るも 春の楽しみと言えば、なんと言ってもお花見。前述の通り今年は開花が早まりそうとの予想なので、今から計画を立てても早くはないかもしれません。さて、いざお花見となるとまず場所はどこ?ということになりますが、今年はちょっとこだわって、好みの桜を堪能してみるというのはいかがでしょう。都内に数多くある桜の名所も、咲く花の種類にはそれぞれ特徴があります。たとえば千鳥ヶ淵ならソメイヨシノ。緑道をそぞろ歩くのもいいし、ボートから花見というのもこの場所ならでは。かわいらしいヤエザクラが遅めの見頃を迎える浜離宮や、見事なシダレザクラを夜桜で楽しめる六義園など、都内に限ってみてもさまざまな桜を見ることができます。 |
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そんな中でオススメしたいスポットが晴海トリトンスクエアの桜の散歩道です。運河沿いをゆっくり散歩出来、心地よく環境の中で桜を楽しめるスポットなんです。この晴海トリトンでは桜の代名詞ソメイヨシノ、姿の優美なシダレザクラ、濃紅色のカンヒザクラ、フワっと愛らしいヤエザクラ、白い大輪のオオシマザクラ。5種類の桜が少しずつ開花時期をずらし、その美しさを競い合っています。またこの季節は桜だけでなく、さまざまな花が色とりどりに咲き誇っているのでぜひ一度訪れてみてください。 日本人が愛してやまない桜には、満開の美しさはもちろん、はかなく舞う「散る桜」の美しさもまたあることを、最後にお伝えしたいと思います。川面に桜の花びらが舞い落ち流れていく様子を「花筏 (はないかだ)」と呼び、散りゆく風情を愛でる。花を惜しみつつ楽しむ日本人ならではの情緒も、ずっと受け継いでいきたいものですよね。 |
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