「強い構造」
「トール」はいわゆる在来木造構造です。大きなスケルトンを形作るため、強い構造をスタディしています。下のサイコロは上からの垂直荷重に耐えるため、まんなかの廻り階段を強い筒にして、超高層ビルなどに見られるダブルチューブ構造にしています。上のサイコロは台風などの強い風圧力に耐えるため、モノコックなリブ形式にしています。
| ダブルチューブ構造 |
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大小二つの筒を組み合わせて配置することで、大きな空間が上からの垂直荷重に耐えられるようにした構造です。超高層ビルではよく使われています。 |
| モノコックなリブ形式 |
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現代の自動車ボディを想像してください。骨組みだけで衝撃に耐えるのではなく、ボディを形作るパネル面も合わせて、より強い構造にする方法です。
建築の場合、柱、梁、筋交いなどの骨組みだけでなく外壁面や、リブ状に配置された内壁やバルコニーボックスも全体の構造に組み入れます。 |
「制振構造のための試み」
背の高い家が地震などの強い揺れに耐えるため、建物の上から下まで通しボルトで締め上げています。木造固有の大きな揺れを制御し、地震、台風などによる揺れを極めて小さく、短周期に抑えています。
「ドーナッツのワンルーム」
長い期間で建物を使っていくことを考えて、1階上部にロフトを増築可能にしたり、エレベーターを設置する場所をあらかじめ設定しています。また、ベビーカーや車椅子を考えて、アプローチをスロープにしています。一階はドーナッツのような廻れるワンルームとなっています。不思議な気持ちよいスペースです。将来は二つの部屋にわけることが出来ます。 |