アートとクッションでインテリアに変化を

- 2枚のアートから色を抽出し、その中のオレンジとグリーンをクッションに加えてまとめました。
家具・カーテン・照明も決まり、イメージ通りのインテリアに近づいてきたら…仕上げはインテリアアクセサリー選びです。
簡単で効果的にインテリアに変化をつけ、空間が華やかになるのが“アート”と“クッション”。飾りたいと考えているお気に入りのアートの中から色を抽出してクッションに使ったり、反対にクッションの色に合わせてアートを選んだり、アートとクッションそれぞれにアクセントカラーを取り入れると、動きが出ますし全体がきれいにまとまります。
私はコーディネートをする際、インテリア全体はシンプルにまとめ、アートやディスプレイ小物などのアクセサリーで住まい手の個性を出し、生活を楽しんでいただけるよう心掛けています。
シャガールの特徴は美しいブルー。
クッションもブルーにしてしまうと野暮ったい印象になってしまうので、アートの中のグリーンとイエロー、そして額縁のゴールドを使うことでブルーをより際立たせるようにしました。
テーマカラーはアイボリー、ダークブラウンに加えてブルーグレー。
そのブルーグレーをチェア張地、クッション、タッセル、そしてアートに入れてまとめました。
※タッセル:カーテンの端につける房飾り
アートの飾り方

- 「ヒルハウス」
チャールズ・レニー・マッキントッシュ(スコットランド)
アートと言っても、大きさやサイズはさまざまです。
1枚で飾ることもあれば、同じサイズを何枚か、またはサイズや種類の違うものを数枚組み合わせて飾るという方法もあります。1枚の場合、アートだけぽつんと壁にかけるよりも1脚のチェアと合わせて飾ると、バランスが良くなり視線が集まるフォーカルポイントがつくれます。
こちらはエントランスホールのデザイナーズ家具と横型アートの組合せ。チェアのモスグリーンがアートにも入っているので統一感がありますし、“余白”をつくることで凛とした美しさを生みます。
同じサイズを2・3枚や、異なるサイズを数枚組み合わせて飾る場合には大切なことがあります。色や質感・テーマのいずれかを揃えると、全体に統一感が生まれます。また、飾る時に中心になるラインや上下のライン、また異なるサイズを組み合わせるにはアウトライン(まわりのライン)を揃えるとすっきりとまとまります。
気軽にアートを楽しむ
こちらは、竣工祝いに差し上げたファブリックアートです。実は、各ショールームで選んだ際にいただいたカーテンやクッションのファブリックサンプルを使って手作りしました。額はファブリックの色やインテリアイメージに合わせてオーダーしたマットゴールド。エントランスホールに飾っていただいていますが、リビングダイニングルームのカーテン、クッションと共布なので、空間につながりが生まれました。
アートは高価なものを購入する必要はありません。例えばお気に入りのポストカード、お子様の描いた絵、ご家族のモノクロ写真、旅行した際のチケットなどのコラージュなど…どんなものでも額に入れると素適なアートになりますね。額は色や素材などたくさんの種類の中から選べますし、入れるものの大きさに合わせて自由にオーダーが可能です。
アートを飾るということは住まい手の個性を表現すること。ぴりっとスパイスになってインテリア空間を引き締めます。ぜひ、気軽にアートを楽しんでみましょう! |