住まいづくりを考え始めたとき、その家で生活しているイメージを描くことができるのは何年後くらいまででしょうか? 今の家族と共に過ごす姿が浮かぶのは10年〜20年、長くても住宅ローンの返済期間といったところでしょう。子どもが成長・独立した後には夫婦二人ということも十分あり得ますし、あるいは二世帯でにぎやかに生活しているかもしれません。そのときには広すぎる家を持て余したり、使い勝手が悪くなったりと不具合が生じてくることも考えられます。また、自宅の維持への負担や求めるライフスタイルの変化、健康への不安から住み替えを意識することも予想されます。 ![]() そこで、シニアライフを迎えたときにマイホームをどのように取り扱っていくのかを、住宅を資産として捉えて老後の資金の調達・確保について考えてみたいと思います。 住み続ける生活資金のほかにマイホームを持ち続けるためには税金(固定資産税・都市計画税)やリフォーム・メンテナンスなどの保有コストがかかってきます。手持ちの資金や年金でまかなっていくことになりますが、不足する資金を調達するためには後述するリバースモーゲージという手段もあります。 住み替える 有料老人ホームへの入居、病院や子供世帯近くの賃貸住宅や利便性の高い都市でのマンションでの生活あるいは田舎暮らし等、それぞれ希望する住環境は異なることでしょう。 リバースモーゲージの拡充 リバースモーゲージとは自宅を担保にお金を借りる方法であり、現在地方自治体や民間金融機関(東京スター銀行と中央三井信託銀行)などで扱っています。通常の住宅ローンが期間経過すると借入金が減少するのに対し、リバースモーゲージでは逆(リバース)に契約期間が進むとともに借入金が増えていく仕組みです。 長期優良住宅 現在65歳以上の持ち家比率は8割、保有資産の内訳として土地・建物が6割かつそのほとんどが自宅ですが、その資産価値の対象は土地であり、30年サイクルで建て替えられてきた建物に関しては残念ながらほとんど評価されていないのが実情です。
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今後ますます老後の生活不安が高まるなか、依然高齢者の資産の大部分を占めると思われる自宅を有効活用していくことが求められていきます。 私のクローゼットの中には、若い頃その値段にためらいながらも思い切って購入した洋服やバッグ・靴が何点かありますが、いまだに十分活躍してくれています。 |
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