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住まいと暮らしの専門用語ナットクコラム
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【敷地と道路の関係】
第 13 回
【敷地と道路の関係】
●住まいづくりと敷地の状況
敷地の状況、と聞いてどのようなことを連想されますか?状況と聞かれると、坪数、駅から徒歩何分など目に見えるもの、体験する具体的、物理的な事柄が頭に浮かぶと思われますが、周辺環境など敷地にまつわる様々な事柄を確かめることは、夢に描いた我が家を実現するために欠かせないことなのです。
では、どのようなことが必要となるのでしょうか?
敷地の周辺状況の関係
敷地の周辺状況を知ることは、安心で快適な住まいをつくることに大きく影響します。
例えば、気候風土や自然環境等の確認や、以前はどの様に利用されていたのか、地歴を調べることも有効です。
また周りにはどの様な高さやデザインの建物が建っているのか、交通量はどの位か、沼や川などの状況等、敷地を取り巻く街全体の環境も長く暮らして行くことの大事な要素です。一方敷地そのものの地盤の状態や敷地に係る法的制限なども確かめる必要があります。
そこで、今回の専門用語ナットクコラムでは、敷地編<その1>として、生活上馴染みの深い「道路と敷地の関係」について調べていきましょう。
敷地と道路との関係
敷地と道路の関係といわれても、家の前に道路が通っているなんて当たり前と思われるでしょうし、なかなかピンときませんよね?
ですが、住まいを建てる際、道路との関係は「家族の絆」と同じ位、「社会との絆」として大切なものなのです。
道路の種類
建築基準法に定められている「道路」とは、原則幅員4m以上の公道などを指します。
例外として、建築基準法制定以前から存在していた幅員4m未満の道路と、行政が「道路」として認めるものがあります。
接道義務
敷地は道路に接している必要があります。社会との大切な接点ですね。
建築基準法では日常の出入りや非常時の避難や防災に配慮して、原則としてその敷地は、幅員4m以上の道路に2m以上接していなければならないと規定しています。
道路の幅員
道路の幅を言います。道路幅は4m以上とされていますが、4m以下の場合はその道路の中心から2m後退したところを道路境界とみなして、建築計画を作る必要があります。
角地の隅切り
角地となる敷地では、曲がり角の視界をふさがないように、敷地の角部分の隅切りが県の条例などで義務付けられている場合があります。
道路斜線
道路斜線は、道路の日照や風の通りなど、道路周辺の環境を守るとともに、防災性も考慮して、道路に接する建物の高さを制限する規定です。
●住まいづくりと敷地
今回ご紹介した内容は、住まいづくりの法規の「集団規定」といわれるものの一部分です。住まいづくりは非常に夢のあるものですが、一生に一度の高額な買物ですので充分な理解と、専門家との共働作業が、夢の実現に繋がる重要な要素となります。
今後この専門用語ナットクコラムでは、知っておきたい豆知識を随時掲載していく予定です。
皆さんと一緒に「住まいづくり」にまつわる知識を深めて行きたいと思います。
「集団規定」
建築基準法の規定のうち、都市計画区域内における規定の総称です。
規定には、用途地域、建蔽率 (けんぺいりつ)、容積率、日影規制、接道義務などがあります。
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