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Housing Column ハウジングコラム

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第 17 回
【リフォームで自分だけの理想の住まい】

このコラムを見てくださっている方の中には、御自身で納得のいく、良い住まいづくりをお考えの方が多いと思います。
良い住まいとは、災害に対して安全で、構造的にも強く、断熱性・遮音性に優れ、必要な設備も揃っている住まい。そして、それ以上に住む人の好みや、価値観により良し悪しが決まることが多いのではないでしょうか。新築の時は、理想の住まいでも時がたつにつれ、設備の老朽化、家族構成やライフスタイル、流行、そして好みや価値観の変化などにより、そのときの状況に応じて手を加えることが必要になってきます。

「家」を維持するためのリフォームと「住む人」が、よりよく住むためのリフォーム、「家」と「住む人」の変化がリフォームを考える要素になるようです。
この2つの要素を充分に考えて、無駄の無いリフォームをすることが大切です。
またリフォームは、住みながら工事を進めることが多いので、住む人にとって負担にならないような時期を選び、楽しんで進めることが出来るよう計画することも、リフォームを成功させるポイントです。

●リフォームするってどうするの?

 テレビや雑誌でリフォーム特集が組まれたりして、我が家もリフォームして快適な住まいにしたいと思われている方も多いと思います。ひとことでリフォームと言ってもDIYでできるものもあれば、スケルトンリフォームのような大がかりなものもあります。
ではそのリフォーム、DIYとはどのようなものなのでしょうか?
リフォームに関係する用語をまとめてみました。
リフォーム
新築以外の増築、改築、模様替えなどの工事を総称した和製英語です。
アメリカではリモデルと一般的に呼ばれています。修繕工事をその範囲に含めるかどうかなど、その厳密な定義や範囲は決められていないのが現状です。
増築
敷地内に現在ある建物を建増(たてまし)する場合をいいます。
改築
これまでの建物を取り壊し、規模・階数・用途・位置・構造等、ほぼ同じ程度の建物に建替えることをいいます。これまでのものと著しく異なるときは新築または増築となります。
移転
同じ敷地の内で建物の位置を移動することを指します。
また、別の敷地へ移動する場合は新築・増築扱いとなります。
補修
老朽化した部分、壊れた部分について本来の性能を取り戻すためにする工事をいいます。
リノベーション
既存の建物に対して、事務所や店舗を住宅にするなどの用途や機能までも変更するような大規模なリフォームのことをいいます。
DIY
Do It Yourself の頭文字をとったもので「自分自身でやってみよう」という意味です。簡単な模様替えからプロ顔負けの家具造りなどまで、こちらも幅がひろいのですが、安全の面から有資格者でないとできない工事もありますので、心配な点は専門家にご相談することをおすすめします。
スケルトンリフォーム
スケルトンとは建物を支える構造躯体のことです。住宅の間取りや内装・設備のことはインフィルといいます。スケルトンリフォームとは構造躯体だけを残し、間取りや内装・設備を一からリフォームすることをこう呼びます。
●「住む人」がよりよく住むためのリフォームとは?

 その一例をあげてみます

その1…<家の実態を知る。>
まず隅から隅まで部屋の掃除をしてみましょう。掃除なら毎日しているわ、と思われるかもしれませんが、どうしたら理想の部屋になるかをテーマに掃除をしてみると意外な発見があるかもしれません。
こんな所にデッドスペース(利用が困難な空間)が!とかキッチンをリフォームしたいと思っていたけどそれは汚かったからだったとか・・。どうしても掃除しにくいところがあるとか、ここだけはいつも綺麗だなあとか。

その2…<大事なものを見極める>
すっきりと暮らしている人はその人にとって大事なものを知っている人です。片付かないのは収納が少ないせいばかりではありません。
いつどこで使う物なのか、そのものが必要となる場所、そして片付けやすい場所を見つけてください。大事なものを大切に使う。そして時には不要な物を潔くすてる決断も必要です。

その3…<自分の考えをまとめ、家族で話し合い、家族の考えをまとめる>
あれもこれもと夢は膨らむばかりですが、全て書き出してみましょう。隣り合った浴室と洗面所など一緒に工事をしてしまえば別々にするよりも費用も安く簡単なものもあれば、将来的なことばかりで、今現在必要ないものもあります。水廻りなどは、場所を大きく動かすと配管の関係から無理な場合や、工事が大変になり費用がかかる場合があります。

その4…<想像してみる>
理想の部屋を想像してみてください。
ソファーに座った位置や、キッチンに立ったところなど、色々な角度から想像を膨らませてみてください。

その5…<想像ができたらさあ行動です。>
本やインターネットで情報を集めたり、ショールームにいってみたり、現場調査を依頼するなどイメージを形にしていきましょう。
法規的なことやマンションなどは管理規約があって出来ないこともありますので専門家に相談するなど注意が必要です。
大切な住まいに愛着をもって住み続けること。本当の理想の住まいは住む人にしかわかりません。自分だけの理想の住まいに「リフォーム」が近づけてくれるかもしれません。
[住まいのナビゲーター 北嶋 由美子]
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