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第 21 回 【間取りを「どう」よむ?】 みなさんが家を建てよう!と思ったとき、何を一番重視するでしょうか? 「間取り!」と答える方、多いと思います。 「間取り」…聞きなれた言葉ですよね? 不動産屋さんの店先に貼ってあったり、新聞に入っているマンションの折込広告にあったり…。 「間取り」という言葉は私たちにとって、とても身近な存在です。 そんな身近で気になる「間取り」。でも実は間取りだけではわからないことが意外と多い。 そこで今回は間取りを考えるときのコツを少しだけお話します。 間取りを考えるときの基本は、その間取りの中での自分の生活・動きをイメージしてみることです。 さあ、間取り図のなかを歩いてみましょう。 |
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●動線を考える 「動線」は、使いやすい家にするための大切なポイントです。 例えばキッチン。図面の中のキッチンに立ってみます。冷蔵庫は食材を取り出しやすい位置にある?開き勝手は大丈夫?料理をしてから配膳までの動きは?食器棚の位置は? 自分の動きを図面の中で再現してみてください。一見広くて便利そうなキッチンも配列ひとつで動きがスムーズに行かない場合があります。逆に狭くても動線の考え抜かれたキッチンは、使いやすくてとても快適です。 もう1つ。例えばクロゼット。寝室にあるのが当たり前だと思っていませんか? 自分の生活を振り返ってみてください。家に帰るとすぐ2階の寝室で部屋着に着替え、リビングやダイニングに降りてくる。そんな生活パターンだったら? 玄関脇やリビングの一角に着替えのできるクロゼットがあった方が動線は断然スムーズだと思いませんか? 既成概念を外し、自分の動線、自分の生活をイメージしながら間取りを見ること。それが大切なのです。 扉の開き勝手ひとつでも動線がスムーズになることがあります。右開きなのか左開きか、開きではなく引き戸なのか…部屋の配置は同じでも、扉の開き勝手ひとつで動きが変わります。自分はその場所でどんな動きをするのか、どんな状態でその場を通るのか、そんなこともイメージしながら扉1つ1つについても考えてみてください。 |
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●目に入るものを意識する 視界は面積(畳数)に惑わされないための大切なキーワードです 例えば、10畳のリビングルーム。壁に囲まれた部屋なのか、ダイニングや対面キッチンを通して向こうまで見渡せるのか。窓の大きさは?テラスへは続いているの? 同じ10畳のリビングでも感じる広さは全く違います。 ソファに座ったときに見えるのは何?雑然とした棚?それとも外の緑? 同じ広さでも部屋の印象は随分違いますよね。 間取りだけでは見落としがちだけれど、これを想像できるかできないかは大きな違いです。 外部との関係も大切です。 外の景色や隣の緑を取り込むのは素敵だけど (借景) 外からの視線が気になってカーテンを閉めっぱなしなんてことでは台無しです。 |
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●家具のレイアウトを入れてみる 空間の大きさをイメージするのに有効な作業です 「間取り」の中に家具を書き込んでみると、空間の大きさをイメージしやすくなると同時に生活をよりリアルに想像することができます。 「窓がたくさんあって明るい部屋がいい!」そう思ったはずが窓だらけで家具の置場がない…。そんな失敗も防げます。 |
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●立体として考える 「間取り」だけではわからないことって実はたくさんあります 「間取り」というと部屋を上から見た図、つまり平面図ですよね。その平面である「間取り」を見ながら部屋全体を空間(立体)としてイメージする努力をしてみましょう。例えば同じ幅の窓でも高さによって部屋のイメージは随分違ってきます。 また天井の高さや吹き抜けがあるかなども、印象を変える大きな要素です。同じ間取りでも立体になったら全然違う空間。なんていうことも十分あり得るのです。 間取りをみて、自分がそこでどう生活していくかうまくイメージできますか? ワクワクしながら間取りの中を歩けますか?それが「あなたにとって良い間取りかどうか」を判断する第一歩です。 自分の生活がイメージできない間取りは、きっと「あなたの間取り」ではないのです。 ただなんとなく眺めている間取りと、生活の細部までイメージしながら見る間取りでは、見えてくるものが随分違うということに気づいて頂けたでしょうか。 間取りに自分の生活を合わせるのではなく、自分の生活スタイルにあった間取りを手に入れた方がずっと快適に過ごせると思いませんか? あなたが住まいに望むことは何なのか。この家でどんな暮らしがしたいのか。そんな思いをもとに、できあがった間取りは「あなただけの大切な間取り」になっていきます。 ぜひ、そんな「あなただけの大切な間取り」を手に入れてください。 |
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