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第 24 回
【住まいづくりのパートナー】

 住まいづくりのパートナーを選ぶことは、みなさんのより良い生活の場となる住まいをつくるために、とても重要なことです。
 今回は、パートナーを選ぶときのポイントを建築設計事務所、住宅メーカー、工務店に分けてご紹介します。
●建築設計事務所

 設計事務所といっても身近になく、イメージし難いという方は、例えばよい歯医者さんを探すことをイメージしてみてください。
 「知り合いの紹介で探したい」という方は、ただ情報が欲しいというよりも「あの人が選んだのだったら安心」と信頼する人とモノサシを共有する感覚を望んでいらっしゃるのではないでしょうか。知人の経験に基づいた意見が伺え、有効な判断材料を得ることができます。
 紹介してくれる人がいない、あるいは知人の紹介ではことわる時に気兼ねをしてしまうという場合、区市町村の役所には地域の住宅相談窓口や地域の設計者名簿が閲覧できるところがあります。
 また最近では、主にインターネットを窓口として、設計者と建て主を仲介する「住宅プロデュース業」が広く知られるようになっています。
 さらに、豊富な情報から自分で選択したいという方には、書籍やインターネット検索から情報を集める方法もあります。これまでの事例や所在地など相手の情報を得た上で、会って人柄や、分かりやすく納得いくまで説明してくれるかを判断し、スタッフ・オフィスの雰囲気の確認をすることも大切です。
 いずれの場合もまずはパートナーに会ってみることです。疑問に思うことや分からないことがあるときは、ご自身で確認し判断することが大切です。

●住宅メーカー(ハウスメーカー)

 住宅メーカー(ハウスメーカー)は、住宅部材を工場生産する事で、性能が定まった住宅を安定的に供給することができます。
 企業によって工場生産の範囲が異なり、現場施工の占める割合が多くなる程、品質を保つ為に現場での監理が重要となります。企業により工法が異なりますのでまず確認をしましょう。
 また、住宅性能表示制度を導入している企業が多いことも特徴の一つです。標準タイプであれば価格、仕様、性能が判り、選択判断がしやすいところです。実際の住宅は展示場で見ることができますが、モデルハウスには特別仕様のものがありますので、標準仕様との違いをきちんと確認しましょう。

●工務店

 工務店とは、建築を請け負う会社です。
 設計・施工を一括して請負う工務店もありますが、その際は法律で定められている建築士事務所登録が必要となります。
 会社の規模は大から小まで有りますが、依頼するにあたっては、住宅建設を主体とした工務店を選ぶことをお勧めします。
CheckPoint
地域で信頼を築き上げることができているか。
これは重要なチェック項目です。地域の中で信頼を得ている工務店を選ぶことが大切です。ただ、「先代は良かったのだけれど、息子の代になってすっかり変わってしまってね。」という話も聞こえることがありますから、長い付合いになるということを充分意識して選びましょう。
実績の多い工法は?
工務店によって得意とする工法がありますので、ご自身が求めているものに合っているか確認することが必要です。
工務店の設計力はどう見抜けばよいの?
これは、それまで手掛けた住宅をできるだけたくさん見せてもらうことでしょう。図面や写真だけで判断しなければならない場合もあると思いますが、住む人の要求やライフスタイルが、間取りにどのように取り入れられているか確認することが重要です。
住宅性能保証制度、住宅完成保証制度加入の有無
完成引渡し後、最長10年間保証する住宅性能保証制度や、住宅の着工から完成までを保証する住宅完成保証制度に加入しているかどうかも判断材料の一つです。
●パートナー選び、その前に

 どんなに多くの情報を集めても、ご自身が住みたいの家のイメージができていなければ、どんなパートナーを選べばいいのか判断できません。まず、ご自身の生活を振り返り、住まいづくりにおいて何が一番大切なのか明確にしましょう。この段階を省略してしまうと、間違ったパートーを選んでも、気付かずに契約してしまう可能性もありますからね。

[住まいのナビゲーター 廣田 文子]
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