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第 50 回
【外装材選びのポイント】
外装材とは、内装材に対して、住まいの外周を取り巻く仕上げ材の総称です。具体的には、外壁材、屋根材、それらに付随する部材などを指します。 (詳しくは、コラム第6回【屋根・屋根材】、第7回【外壁・外壁材】をご覧下さい) |
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外装材は住まいの外観を大きく左右する要素になりますので、こだわりをもって選びたい部分ですが、何を決め手に選べば良いのか分からないという方も多いかもしれません。 そこで、今回は外装材選びのポイントについて、少しお話してみたいと思います。 ●外観のイメージ ~求める外観はどんな感じでしょうか?
次のポイントからは、実際に外装材を決める際のチェック項目になります。 |
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●近隣に対して ~街並みに配慮した素材や色彩になっていますか? ひとつひとつの住宅は街並みを構成する要素のひとつです。特に、既に形成された街並みがある場合、素材や色彩に配慮することは、新しい住まいを建てる上で大切な条件の一つです。 一部の地域や地区には、素材や色彩を規制しているところがありますが、ほとんどの場所には規制がありません。だからといって、皆が自分の好みだけで建ててしまったら、どうでしょう?街並み全体の美しさを損ねることにもなりかねません。規制がないからこそ、家を建てる人それぞれが街並みに配慮することが大事なのではないでしょうか。家を建てるというこの機会に是非、自分の住む街を眺めてみて下さい。 旅先で見かける美しい街並みでは、一戸一戸の住宅はほとんど同じようですが、よく見るとそれぞれ個性的であったりします。家そのものだけでなく、植栽や門・塀などの外構計画とも併せて工夫することで自分らしさを演出できるのかもしれませんね。 |
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●毎日の日射・風雨に対して
~耐久性はどうですか? 外装材は日々、日光・雨・風などにさらされながら家を守っています。 そのため、様々な機能 (耐水性、耐火性、耐震性、耐候性・・・など) が求められています。 住宅に使用される外装材として出されている製品は、一定の性能を保持しているものと思いますが、外装材選びをする際には、当然とは思いながらもこの点に関してのチェックを忘れずに行って欲しいと思います。 |
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●室内への影響に対して ~遮音性・断熱性はどうですか? 外装材が日々、外部からの影響を受けていることは前項でもお話しましたが、その影響は外部だけに留まらず、室内にも入ってきます。 夏の暑さ、冬の寒さに対する断熱性、車や電車、雨や風などの音に対する遮音性に関して、選ぼうと思っている外装材はどの程度の性能を持っているのでしょうか?前項の機能に付け加えて、チェックして頂きたいポイントの一つです。 但し、断熱や遮音は、外装材単体で防ぐものではなく、躯体 (構造体) や断熱材など複合的に働いた上で性能が決まってきますので、依頼先 (設計者など) から、事前にしっかりと話を聞いておくことが大切です。 |
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●将来のメンテナンスに対して ~メンテナンスの周期、費用はどうですか? 新築のまま、性能も美観も保持してくれれば問題ないのですが、そうもいきません。 日々外部からの影響を受けるために、汚れや性能も低下していきます。 そのために必要なのが、定期的なメンテナンスです。 メンテナンスの周期や費用は外装材によっても異なりますので、選ぶ際には必ず確認して頂きたいと思います。 また、外装材は面積が大きく、足場掛けが必要になるなど大掛かりな工事になりますので、定期的な維持管理を行って不具合を未然に防ぐことや、そのための費用を貯蓄しておくなど、長期的な視点での維持管理計画を立てる必要があります。 |
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外装材選びのポイントは、見た目もさることながら、機能やメンテナンスからの評価がとても重要であることが分かって頂けたかと思います。 もう一点、最後にポイントとして付け加えたいのが「環境への配慮」です。 私達が住まいを建てる上で、更に絞って外装材を検討する上で、何かできることはあるのでしょうか。 外壁や屋根を緑化する、リサイクル建材や、生産時のエネルギーやCO2を削減した建材、廃棄時に有害物質を出さない建材を使用するなど、見栄えやコストだけではない環境への配慮は、外装材選びの際に是非考えて頂きたいポイントの一つであると思います。(環境については、コラム第23回【誰かにやさしい、自分にやさしい、住まいづくり】も是非、ご覧下さい) |
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