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体の汚れをおとすだけでなく、心身ともにリフレッシュするためのバスルーム。前回は、バスルームの家の中での配置や広さなどについてお伝えしましたが、今回はもう少し具体的にバスルームを計画する際のポイントについてお伝えします。 仕上げ水に濡れるバスルームは一般の居室と同じ仕上げというわけにはいかず、バスルームの床・壁・天井の各部位に合った材質を検討する必要があります。主な材質はタイルや石などの水に強い建材で、サワラなどの腐りにくい木で仕上げることもあります。 壁の仕上げ壁は面積も多く、部屋の雰囲気を決める大きな要素です。明るい空間がよいのか、落ち着いた空間がよいのか等をイメージしながら、色やテクスチャーを検討しましょう。なお、タイルや石を貼る場合に目地は付き物ですが、意外に目地の色で印象が大きく変わります。また、目地にカビを生えにくくするには、抗菌目地材を使うことや、目地の少ない大判サイズのタイルや石を貼る等を検討しましょう。 |
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床の仕上げ床は水に濡れると滑りやすくなるので、お年寄りや子供のいる家では特に防滑性に配慮しなければなりません。タイルは壁用のものが種類も豊富で、つい床にも使いたくなってしまうかもしれませんが、浴室の床に使えるものか必ず確認しましょう。表面に凹凸のある滑りにくいものを選ぶか、あるいは100mm角以下の小さなタイル貼りで目地を多くしてその目地で滑りにくくします。また、裸足で触れる所なので、冬場の寒さ対策も検討したいところです。床暖房はとても快適ですが、やはりコストがかかります。そこで、浴室にも使える浴室用コルクタイルは足触りが柔らかく冷たくないのでお勧めの床材です。その他、冷たさを軽減させる機能をもたせたサーモタイルなどの製品も各種発売されています。 天井の仕上げ天井にタイルや石を貼るのは難しく、素材の選択肢は狭まります。アルミやプラスチックでできたバスリブ(浴室用天井仕上げ材の商品名で、縦長にリブ成形された耐水・耐湿にすぐれた天井材のこと)を張ったり、耐水性のある下地にビニールペイントなどの塗装で仕上げたりします。なお、湿気は上方にこもりがちなので、天井裏に湿気が入り込まないよう、壁と天井の継ぎ目部分などの施工には十分配慮してもらいましょう。 バスタブ洋風、和風、和洋折衷などの種類があり、入浴スタイルによってその深さと長さが変わってくるので、自分に合った形状のものを選びましょう。材質はアクリル製の高級なものからFRP、人造大理石、比較的安価なポリ製など、珍しいものではステンレス製や石や木でつくるものもあり、なるべくクオリティーの高いものを選びたいところです。傷がつきにくいか、経年劣化はどうか、清掃性などについても確認しましょう。カラーは色々ありますが、清潔感があって飽きのこない白がお勧めです。形状は、床から30〜45cmほどの高さに埋め込むスタイルが一般的ですが、バスタブのまわりを囲わない据え置き型も色々あります。据え置き型はデザイン性が高く遊び心があるので最近増えていますが、バスタブの裏側が掃除しにくいので、洗い場と一体となった従来の浴室に導入する際は十分検討しましょう。
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窓を設ける裸になる部屋なので閉鎖的にしたいというケースもありますが、開放感は心の解放にもつながると思います。大きな窓を開けて屋外を眺めるのもお勧めですが、そこまでしなくても、小窓を設けて風が通り抜けるようにしましょう。これは露天風呂の感覚で心地よさを求める意味合いもありますが、お風呂場の換気に大変有効です。ほとんどの場合は換気扇で機械換気をしますが、それでは換気が追いつかずカビの発生に悩んでいる方も多いと思います。入口ドア以外にもう一つ窓を設けるなど、部屋の2箇所に開口部を設けると空気が流れ、換気能力がアップします。窓のないマンションの浴室でも、室内に向けて窓を開けることで十分効果を発揮します。カビでお悩みの方はぜひ検討してみてください。 入口ドア開閉方法は開き戸、引き戸、折れ戸。材質は木製、ガラス、アルミサッシ。ガラスが入る場合は視線が抜ける透明ガラスか、または視線は抜けないが明かりを透す不透明ガラス。洗面室とのつながりを考慮に入れながら、このようなポイントについて検討しましょう。バリアフリーを意識する場合には入口の段差や開口幅に配慮する必要があります。 |
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このようなポイントを考慮して、ぜひ自分たちの暮らし方に合った快適なお風呂場を考えてみてはいかがでしょうか。さて次回は、バスルームの設備やアクセサリーなどについてご紹介したいと思います。 [住まいのナビゲーター 村上 春奈] |
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