去る5月16日、「住まいづくりナビセンター」主催・住宅展示場バスツアーが好評のうちに終了しました。皆さん無記名で展示場を見て廻ることができたため、のびのびと見学されていて、大変楽しそうなご様子でした。
さて、「住まいづくりナビセンター」でお話を伺っていると、展示場に行ってみたけれど、どの家も甲乙つけがたく、結局違いがよく分からなかった、というお話を伺うことが多々あります。
今回のコラムでは、住宅展示場を見て廻る際、気に留めておいてほしいポイントについてお伝えしていきたいと思います。
実際の暮らしをイメージしながら見ましょう
展示場のモデルハウスは延べ床面積が60坪前後で設備も豪華なものが多いようです。また、あらゆる提案を豊富に盛り込んでいるので、同じような家を建てようとすると、非常に高額になることがあるそうです。
例えば何人もいっせいに靴を脱げそうな広い玄関。パーティもできそうなLDK。図面があれば見せてもらい、どのくらいの広さがあるのか、それは自分たちの暮らしや敷地と合っているのかを考えてみましょう。また、キッチンやお風呂、玄関ドアなどもグレードの高いものを使っていることが多いので、標準仕様ではどのようなものがあるのか、それともオプションということで別料金になるのかなどを確認しましょう。見てよいかどうかを判断するだけでなく、自分達の暮らしに合っているのか、必要なのかを判断することが大切です。
価格について確認してみましょう
モデルハウスでは坪単価で値段が表されていることがありますが、気をつけなければならないのは、坪単価だけでは家は建たない、ということです。
坪単価で表されるのは、最低限家を建てるのに必要な本体工事費で、総費用の約70~75%と言われています。それ以外ではガス工事費などの付帯工事費、インテリアやエクステリア、冷暖房の工事代などの別途工事費、手続きや申請、税金などの諸経費などがあります。
坪単価以外にどのくらいの金額がかかるのか、その内訳や、総額はどのくらいになるか等聞いてみましょう。
プロのアイデアをもらいましょう
モデルハウスはさまざまなアイデアでいっぱいです。例えば暮らしのシーンや時間ごとに雰囲気を変えられる照明プランや、ちょっとしたところに設けた有効な収納スペースなどなど。
気になるアイデアはメモして、気に入ったものは自分たちの新しい住まいづくりに生かしてみましょう。
また、モデルハウスによっては、家族構成や生活スタイルなどテーマを持ってプランニングをしているところもあります。例えば二世帯やリタイア後の夫婦、男の隠れ家!など、様々ですので自分たちに合ったテーマを見つけ、どこにどのような工夫がされているか、見つけてみるのも参考になりそうですね。
実際に見て新しい暮らしをイメージしてみましょう
実際に建っている建物を体験できるのは展示場ならではです。カタログやホームページを見るだけとは違い、広さや使いやすさなど体感することができます。
住宅メーカーでは自浄作用のある外壁や、濡れてもすぐ乾く浴室の床、火事に強い壁などさまざまな新しい技術を使って開発された商品を提案しています。展示場はそれらを実際に見たり、触って体験するチャンス。積極的にチェックしてみましょう。
また、新しい住まいは当然のことですが、存在しない空間を打合せによって作り上げ、そこで家族が毎日を過ごすことになります。ですから展示場で実際の生活の中での動きを再現して、「ここは動きやすいね」「これは自分たち家族とは合わないかな」など、動作をシミュレーションしたり、話し合って、自分たちにとって住みやすい形とはどのようなものなのか、新しい暮らしを想像しながら考えてみましょう。
積極的に質問しましょう
モデルハウスや、カタログを見るだけでは分かりづらいことをモデルハウスの担当者に積極的に質問して情報を得ましょう。またアフターサービスの体制やシステムなども確認しておきましょう。質問を通じてその企業の特徴も見えてくるかもしれません。 |