|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
第 48 回 住まいのヒミツ 木材タイムスリップ (4)
もういくつ寝ると‥という時期になりました。お正月と言えば、玄関に門松・松飾り。その由来などは、住まいと暮らしの専門用語ナットクコラムの「お正月にまつわる話」でもご紹介しましたが、この門松に関して、実は面白い話があるんです。 |
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
●年神様を迎える常緑の木「松」 専門用語ナットクコラムでもご紹介した通り、門松・松飾りは、年神様を「まつ」ための装飾であり、最上級の木である『松』が使われたのが由来とされています。 「年神様」とは1年間家を守ってくれる「豊穣の神様」。農耕民族である日本人にとっては、五穀豊穣が一番の願いであり、実り多いことが即ち家族の幸せでありました。ここで漢字の読みを思い浮かべてみてください。実りは「稔り」とも書きます。これを音で読むと「ネン」。このネンが稲作の周期である1年と混じり合い、「稔りの神様」=「1年の神様」=「年神様(歳神と書くことも)」となったようです。また常緑樹である松には長寿を願う意味もこめられているようです。 ところが、昔からお正月には、門松を立てない家もあることをご存じでしょうか? ●お正月にまちくたびれた大国主命 うちは門松を立てないというのは、“祖先が戦に敗れ、落ちのびてきたのがお正月だから”という伝承を持つ家が多いようです。それ以外にも、様々な理由から「松」を使わない門松もあります。 例えば神奈川県足柄峠の地蔵堂のある家々では、その昔は「樫の木」を立てるのが習わしでした。お地蔵様が、足柄峠に向かっている途中、松葉で目を突かれ、迷惑したといういわれがあるからだそうです。 また東京都府中市にある大国魂神社とその氏子の家々では、竹だけの門松を立てていました。これは御祭神である大国主命が、部下の神様に鎮座する場所を探しにいかせたところ、なかなか戻らず、「もう、まつはつらい」と嘆かれたから。その証拠に、この神社の境内には松は一本もないとか。 なんとも人間くさいエピソードですが、これらの背景には、松は高価なものであり、贅沢を戒めるための話という解釈もあるようです。その真意は定かではありませんが、「門松」ひとつとっても、地域や家々で様々なドラマがあると考えると、楽しいと思いませんか? |
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
●門松は、松明がルーツ?
さて、一部の地域では、門松が「神様を迎える飾り」ではなく、「神様」を追い出す、または近づけないための飾りである、という説もあります。 相手の神様の名は、「貧乏神」。 その昔、大晦日から年明けにかけて、家の囲炉裏では一晩中火を焚いていました。それも大きな火を焚き、梁が燃えんばかりの勢いだったと言います。火は暮らしの中心であり、大晦日にその火を絶やさない事が一年の幸せにつながるという想いが込められていたようです。 また、にぎにぎしく火を焚くことによって、家に住み着いた貧乏神に「こんなに豪勢な火を焚く家は、ワシは住みづらい」と思わせ、追い出せると考えられていたようです。 さらに、隣の家から出てきた貧乏神や折角出ていった貧乏神を近づけないために、玄関にも火をおきたいと考えるのが人情というもの。そこで、最初は篝火を玄関に置きました。しかし一晩中管理するのは難しく、火事になって村中を焼いてしまうことになりかねません。そこで、最もよく燃える木、松を飾ることで、その代用としたそうです。即ち、門松=松明ルーツ説です。 学術的に証明された訳ではありませんが、火そのものを「マツ」(松明が語源と思われる) と呼ぶ地域もあり、『門松=門火』という説も説得力がありますね。 どちらにせよ、『門松』が欧米のクリスマスツリー同様、家族や家、そして幸せな暮らしに対する想いを込めたものであると言えるかもしれませんね。 |
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
●水を大切にする儀式「若水 (わかみず)」
ちなみに、「火」をイメージさせる門松同様、暮らしに欠かせないもうひとつのものを大切にするお正月の儀式があります。それが「若水」です。 これは元旦の朝一番に汲む井戸水のこと。この水は邪気を払うとされ、とりわけ女性がこの水を飲み、顔を洗うと、若さを得て、かつ美人になると言われています。 若水は、夜も明けやらぬ早朝、人に会わないうちに汲まなければなりません。もし仮に出会っても口を聞いてはいけません。水を汲む際は、その年の恵方 (えほう‥干支の方向) に向いて拝み、注連縄のついた井戸から、輪飾りを飾った新調の手桶に水を汲みます。この若水は、神棚に飾ったあと、正月料理に使ったりと、家族の健康を願う水となります。 水道が普及して廃れた儀式ですが、想いを込めて拝めば、効果はあるという人もいます。 ぜひ、門松を飾り、元旦の朝には、若水を試されてはいかがでしょうか。 |
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||






















