慌ただしい年の瀬も過ぎ、新たな一年が始まりました。新年の門出を祝う一月は、初夢、初日の出、初晴、初湯など、おめでたい初づくしの月。中でも初詣は、昔からお正月のちょっとした行楽として楽しまれてきました。今年の初詣、皆さんはもう出かけましたか? 聖徳太子は宮大工!? 「宮大工」は、日本古来の木造建築を手がける大工さんのこと。つまり、お寺や神社、お神輿などを造ったり、修繕したりする専門家です。 |
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歴史をさかのぼると、日本に宮大工が誕生したのは遥か昔、飛鳥時代のことでした。朝鮮半島から来た二人の僧侶が奈良に飛鳥寺を建て、その技術が伝えられたのです。今では想像しにくいことですが、昔のお坊さんは建築技術を持っていることも多く、お寺も自分たちの手で建てていたそうですよ。 抜群の美的センスを発揮 「大工と雀は軒で鳴く(泣く)」という言葉があります。これは、雀は軒でさえずり、大工は軒づくりに苦労する、ということ。美しい軒をつくるということは、それほど難しいことなのだそうです。 ![]() 古の宮大工がそこまでこだわったお寺や神社ですから、お参りに出かけたら、ぜひ建物にも目を向けてみたいもの。正面から見ることを想定して建てられているので、お寺では正門、神社では鳥居をくぐり、真っすぐ建物を見ることが一番きれいな姿を見るコツだそうですよ。 |
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築1400年ってすごい!木を生かす知恵と技
世界最古の木造建築、法隆寺。築1400年ともいわれるこのお寺に象徴されるように、日本のお寺や神社は驚くほど丈夫で長持ちです。木の建物が、地震や台風にも倒れることなく数百年建っている。考えてみると、すごいことですよね。そこには、木を生かし、自然と共存する知恵と工夫が詰まっていたのです。 千年もの昔から、宮大工は惜しみない知恵と工夫で、美しく丈夫な木造の建物を造り上げてきました。自然を見つめ、建物を守るために知恵を絞ったその心意気は、ぜひ受け継いでいきたいもの。環境との調和を大切した先人の教えは、これからの住まいづくりにもきっと生かしていけるのではないでしょうか。 |
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◎参考文献:宮大工千年の知恵 語りつぎたい、日本の心と技と美しさ(祥伝社) |
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