Q1-4
限られた敷地の中で、日当り、風通しなど快適な住まいづくりはどのようにしたらよいでしょうか?
A
都市部の小さな敷地では、隣地等の影響で必ずしも南側からの日当りがとれません。また、建物同士の隙間が狭いと風通しも期待できません。このような条件の中でどのようにして採光、通風を確保していけばよいのでしょうか。採光の目的や効果を考えたり、間取りや空間の考え方で解決できる方法もあります。いくつかのポイントを紹介します。
  1. 南側の採光 (南側の開口部、庭) にこだわりすぎない。
    日本では一般的に、南からの採光が重視されていますが、東からの午前中の光も、やわらかく・さわやかで気持ちの良いものです。また、北側の採光は、安定した光環境を作り出し、書斎などに向いていますし、光を背負って見る庭は美しいものです。

  2. 外部空間の取り方を工夫する。
    アプローチ・駐車スペース・庭・テラスなどの外部空間の取り方を工夫します。それぞれのスペースを複合的に配置し、なるべく広い空地を確保しましょう。また、立体的にも連続させて配置し、縦方向に広がりのある外部空間を確保します。

  3. リビングダイニングを上階に。
    庭とつながったリビングダイニングは気持ちがよいものですが、隣家の建物が迫っていれば、とくに冬場は日影が多い庭になってしまいます。足腰の弱い人がいるときはそれなりの対策が必要ですが、家族が集まるリビングダイニングを思い切って上階にするのも方法です。

  4. つながりある内部空間を工夫する。
    各部屋は独立性を高めるより、視線をカットする程度に仕切り、立体的につながりのある内部空間により、採光・通風を確保することも有効です。

  5. 採光の取方を工夫する。
    上階にリビングダイニングを持っていけないときは、吹抜けを考えたり、高窓、天窓を設け、採光・通風を確保することも検討してみましょう。
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