Q3-9
建築用地としての土地を選ぶ時の大切なポイントについて教えてください。
A
1つには住環境です。2つには地盤の善し悪し。次いで価格でしょうか。つい予算から言って価格を一番に考えてしまいそうですが、それは賢い選び方とはいえないでしょう。建ぺい率・道路などの建築関連の規制や所有権・抵当権などの権利関係も大切なポイントです。

住環境は、その敷地のある住宅地のたたずまいです。むかしのように土地であればどこでも右肩上がりで価格が上昇する、ということはなくなりました。その住宅地の雰囲気がその土地の価値を決める大きな要素になります。アメリカでは、コミュニティの善し悪しが土地の価値を決めます。どんな人たちが住んでいるか、どんな学校があるか、もちろん緑の自然環境はどうか、まちなみはそろっているか、防犯への備えはどうかなどです。日本では、まだ最寄の交通機関までの距離や買い物の便利さなど利便性だけが取り上げられるきらいがありますが、これからの価値観は欧米化してゆくものと思われています。
住宅は、建設する敷地の地盤の状況と建てる建物の重量に合わせて、基礎を作ります。ですから極端に言うと、どんな土地でも良いということになりますが、やはり地盤改良やくい打ちをしたり、基礎補強をしなければならないような土地はできるだけ避けたいものです。まず、地名に着目してください。田や谷、また一般的にさんづい偏のつく文字のある地名は、軟弱地盤であることが多いといわれています。心配なときは、その土地の周囲に昔から住んでいる人を探して聞いてみるのも有効です。また、その敷地の建築規制などを役所に聞きに行くときに、地盤についても教えてもらうと良いでしょう。同時に、その敷地と道路の関係もしっかり確認しておきましょう。
昔から『土地に掘り出し物なし。』といいます。相場より極端に安い土地はありません。信用のおける不動産取引業者から、周辺の価格情報(取引事例)などを聞いて判断しましょう。もちろん、登記簿の閲覧などで、権利関係もしっかり把握しておくことが肝要です。
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